特別な健康診断

特別な健康診断011

これは私が中学3年生の頃に体験したお話です。時代は昭和50年前半。

6月某日、放課後職員室に呼び出され、先生から、同じクラスの男子と2人で半ば強制的に
学校代表者として二次性徴検査に参加することを告げられました。
二次性徴がよく理解しておらず、学校でやる身体検査みたいなものをもう一度やってもらうだけと言われ、且つそれに参加すれば内申に好影響を与え、行きたい高校に進学しやすい
と言われ、喜んで申込書にサインしてしまいました。

当日、体操着姿で男子と2人、先生の車で市の保健所へ。
受付を済ませ案内された部屋には既に20人近い男女がいました。
程なくしてジャージ姿の係員が入ってきて、軽い挨拶を終えた後、
「じゃあ早速ですが、全員立って、その場でパンツ一枚になってください!」と
言われた時はドキッとしました。
(何でパンツ一枚にならなきゃいけないの?!男子もいるのに・・・)
他の男女も戸惑いを隠せない様子でしたが、学校代表で来ている為に失礼な態度をとることができず、また、係員の強引さに負け、全員、立ちあがって体操着、
そして女子はブラジャーを男子の見ている前で外し、オッパイを出しました。
私も自慢したくはないですが、女子の皆中学生離れした立派なオッパイを持っていました。

同じクラスの男子もいるので、オッパイを見られて頭の中はパニック状態でした。
「じゃあ運動場に移動しますから順番についてきてください」
係員の後について、その部屋をパンツ一枚の状態で出て、廊下を歩き、運動場に行く為に
いったん外の渡り廊下を渡ることに。とても恥ずかしいものでした。

運動場での運動テストでは、決して恥ずかしがらずに全力で臨むこと、もし手を抜いていたらもう一度再テストと忠告を受け、全力で臨みました。
私も含め女子全員、中学生離れしたオッパイが揺れて男子に見られても必死に我慢して、反復横とび、腕立て伏せ、長座体前屈、懸垂、垂直跳び、踏み台昇降、ボール投げ等々、数多くの種目をこなしました。汗をいっぱいかきました。

男子がテストに臨んでいる時は、声援を送るよう指示され、精一杯同じクラスの男子を応援しました。オッパイをわざと揺らして男子に火事場の馬鹿力を出させようとする女子の姿も目に飛び込み、私には真似できない、と感じました。

運動テストが終わった頃、室内は熱気に包まれていて、汗が噴き出るほど。
全員、パンツも汗を吸っていて、前も後ろも透け透けの状態でした。

「ご苦労様でした。じゃあ向こうに戻って休憩をとって、今度は身体検査します」
配られたタオルで体中の汗を拭きながら外の渡り廊下を歩き、脱いだ部屋と別な部屋に入り、10分間の休憩。トイレにも行けたので、行ったのですが、男子トイレでは我慢の限界に達していた男子が何人も、個室だけでなく小便器でも自慰をしているのがその場の感じでわかってしまいました。
同い年の男子に私のオッパイで自慰されていると思うと、恥ずかしいものでした。

休憩を終え、身体測定で使う器具に病院にある診察台が2台ありました。
そして始まる前に、係員から最後の指示を与えられました。

「今から男女に分かれて身体検査を始めます。が、その前に、見たところ皆さん、先ほどの運動でパンツもぐっしょりしています。それを穿き続けていたら風邪をひかれると思い、小袋を配りますので、全員パンツを脱いで袋に入れてください」
(ええー!?パンツも脱ぐの?素っ裸になるなんて・・・)
忘れかけてたパニックが倍以上になって襲ってきました。

私も含め全員、パンツを脱いで素っ裸になることに抵抗を感じ、はぁはぁと息を荒げていました。私が恥ずかしさをおさえようと上を向いてこらえていると男子の「オオッ」が聞こえ、その先に目をやると、一人の女子がパンツを足から抜いて、小袋に入れ、最初の素っ裸を披露しました。手で顔を隠し恥ずかしさを必死にこらえていました。

(どうせ素っ裸になる以外選択肢ないし、最後の一人になるより早く脱いだ方がいいよね)
ということで、私も肌に張り付いたパンツを脱ぎ、丸まったのを直して袋の中に。
透けて見えていたとはいえ、下半身も露出して素っ裸になった瞬間は思いきり絶叫したくなるような恥ずかしさでした。(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!ああ!見ないで!死にたい!恥ずかしいよお!!)
言葉には出しませんでしたが、ずっとこんな感じでいました。
中学3年生最初で最後の集団ストリップ。同じクラスの男子のオチンチンが一番、男子の中で大きくてすごかったです。
右列男子、左列女子に分かれて身体検査を行いました。
係員や白衣を着た医師らしき人物のもとで、身長、体重、スリーサイズ(女子のみ)、
オチンチンの測定(男子のみ)。

診察台の上では、大股開きになり痛いくらい大事な場所を開帳され、質問されながら中を器具等で検査。体勢を変えて四つん這い。これが一番恥ずかしい格好でした。
おしりの穴の中と外を検査しますと言われ、まず開帳されたおしりの穴にシールを貼られてぎょう虫の検査。剥がされた後は液体のついたガラスの棒をシールのある位置まで中に入れられました。液体がついているとはいえ、アレは非情に痛かったです。
私も何度も悲鳴をあげましたが、泣き叫ぶ女子もいました。
最初所定の位置まで入れられた後何度も出し入れを繰り返され、それが痛かったです。

その姿を男子が真横で見ていたので、恥ずかしいなんてものじゃありませんでした。終わった後は貰ったティッシュの上からおしりの穴をおさえてました。

身体検査を終え、パンツの入った小袋を持って素っ裸のまま最初の部屋に。移動中、同じ人だとは思いますが数回、後ろからおしりを悪戯されました。
恥ずかしいのと怖いので何もできず、後ろも向けず、受け入れた私が悪いのですが。

部屋には脱いだままの状態で各自下着や体操着が。
係員の最後の挨拶、今後の説明を聞いた後、終了宣言を出され、やっと素っ裸の生活を
終えることができました。
とはいえ、まだ濡れているパンツを穿く気にはなれず、それは他の皆も同じで、そのまま
ブルマや短パンを穿きました。

時計が一つもなかったので外に出てやっと時計を見つけて、5時間もずっと半裸や全裸で
行動していたことに驚きました。
男子とも、今日のことはとてもじゃないけど他人には話せないとし、今までずっと
秘密にしてきました。

皆さんも似たような経験をなさっていることに親近感がわき、私もお話ししてみました。
経験者以外には、信じがたい話かと思いますが、実際にあったのは断言できます。

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